からほり新聞 第2号

からほり新聞 第2号

2002年(平成14年)10月15日発行


※本号の3面・4面・6面の保存がございません。ご了承ください。

からほり新聞02-01

大阪の町は万博を境にその姿を変えた。路幅が広がり、路面電車が地下鉄に変わり、古い町屋が高層マンションになる一方で、近隣のつながりは希薄になった。
そんな中、この界隈も小学校が統合されるなどしたが、跡地に会館や公園が整備され、これを活用した高齢者の集いやふれあい喫茶、土曜朝市など、地域のつながりを深める催しは定例化している。
ここは、戦前から受け継がれてきた商人と庶民の温かいふれあいが見られる町だ。
(からほり新聞 第二号 「桃谷っ子あつまれ」久下謙次)

からほり新聞02-02

この町には、長い歴史にふさわしい逸話が数多く残っています。新人文学者の登竜門である直木賞にその名を遺す直木三十五はこの地の出身です。安堂寺町二丁目の榎木大明神には直木三十五の文学碑があります。また、落語家の初代桂春團治が住んでいたこともありました。
戦災の際、耐火に弱かった大阪では被害が大きく、上町台地から玉造に下る一帯は特にひどい有様でした。やがて復興に伴って路幅も広がり、路地を残すところは少なくなって、この界隈の街並みは本当に貴重なモノとなっています。
(からほり新聞 第二号 「伝統と試みに心重ねて」二村善明)

からほり新聞 第2号

からほり新聞 第2号

■ 発行/高齢者外出介助の会
■ 発行協力 / 桃谷連合振興町会・空堀商店街振興組合・家具白石・まさ屋・玉林堂・隆祥館書店・楓ギャラリー・CASE/まちづくり研究所・からほり倶楽部・才谷屋・空堀界隈のみなさん
■ 題字 / 宮本幸子

特定非営利活動法人 高齢者外出介助の会 とは?

◆お年寄りの皆さんにより楽しく充実した日常生活を過ごして頂くために活動しています。

  • 外出介助(買い物、墓参り、通院など)
  • 暮らしサポーター(買い物、薬の受取、入院時支援など)
  • 車椅子貸し出し(お気軽にご利用ください)
  • 生きがい作り講座(童謡・唱歌を歌う会、布ぞうりなど)
  • ハーモニカ教室
  • 「からほり新聞」制作

◆活動に共感してくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ、一度、ご連絡をお願い致します。
 お待ち致しております。

所在地 : 大阪市中央区松屋町4-8メイツ松屋町1階
TEL&FAX : 06-6764-4002
Mail : odekake@helen.ocn.ne.jp

関連記事

  1. からほり瓦版 第1号/創刊号

    からほり瓦版 第1号/創刊号(現:からほり新聞)

  2. からほり新聞 第24号

    からほり新聞 第24号

  3. からほり新聞 第14号

    からほり新聞 第14号

  4. からほり新聞 第33号

    からほり新聞 第33号

  5. からほり新聞 第46号

    からほり新聞 第46号

  6. からほり新聞 第38号

    からほり新聞 第38号